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Tokyo SME Support Center

 

日本とタイを繋ぐ相談窓口です
タイ事務所・所長 堀切川 祐子

《プロフィール》
ほっきりがわ ゆうこ

■1970年生まれ。青森県出身。1993年東京都中小企業振興公社入社。
国内の販路開拓業務や人材育成など、公社内での新しい業務を担当。
2015年4月からプロパー職員で女性初の管理職に就任。現在に至る。
■仕事上で大切にしていること:ブレないこと
■愛読書:歴史・時代小説(司馬遼太郎、池波正太郎など)
■趣味:映画鑑賞、読書
■尊敬する人物:母(底抜けに明るい)
■バンコクの行きつけの店:TSUBASA(マッサージ)
■よく見るまたは、活用しているウェブサイト:
Yahoo! Japan
■休日の過ごし方:月2~3回のゴルフ、マッサージ、ショッピング

 


 

海外初の事務所と聞きました
2015年12月に開設しました。日本では「東京都中小企業振興公社」として50年以上の実績を誇るのですが、海外は初めてです。当時、日本からアジアへの企業進出が急増し、特にタイを中心にビジネスを展開していこうとする企業が目立ち始め、だからこそ、バンコク事務所を基点に私たちもサポートしていこうと考えました。

事業内容を簡単にご説明ください
私どもの事業は、経営相談とマッチング事業を柱に行っています。経営相談に関しては、弁護士、会計士、現地のビジネスに詳しい専門家が無料でご相談を承っており、月曜から金曜の13時から17時まで、1社当たり1時間です。マッチング支援では、弊社のアドバイザーが各社の要望をヒアリングした上で、候補となる企業を視察・調査し、ニーズが合致する企業を提案。最終的には、現地視察までをサポートするキメの細かい支援が特長だと考えています。また、相談員にはネイティブにタイ語を話せる日本人もいるので、タイ人との対応もスムーズに行えます。

支援は東京都の企業に限られる?
企業名に「東京都」という冠はあるのですが、経営相談に関しては東京都以外の企業のご相談にも応じています。昨年は1000名を超える方々にお越しいただいたのですが、そのうち都内に由来する方は5割、都外が2割でした。その他3割は驚いたことにタイのローカル企業のタイ人の方々で、開設当時はタイ企業の方が多いくらい。予想外でしたが、現地の方々が日本市場へどうにかアプローチしたいと強く考えていることが分かりました。特に、タイの食品関係の方々が多いですね。

タイ進出から1年半、手応えは
最初の1年はタイの流れも分からず、まずやってみようという感じで始まりました。今年2年目に入り、1年目の反省を踏まえてより計画的な事業展開を考えています。好評だった展示会への出展やセミナーは、定期的に行っていく予定です。現在、決まっている出展では、7月のインダストリアルフェア、9月のフード&ホテル、11月のメタレックス。また、セミナーは年13回を予定しており、来タイ間もない方向けと駐在期間が長い方向けにターゲットを分けて行います。

日タイ企業イベントが大盛況だったと
今年の2月に行った日タイ企業合同のイベントでは、200名を予定していた参加者の枠がすぐに埋まり、増員を行って開催することになりました。当日は、弊社の相談員が講師となった「タイ企業と日本企業との相互理解」というセミナーと、日本企業2社とタイ企業2社によるパネルディスカッションがメインでした。タイ企業側から、「日本企業の通訳のレベルが低くて連携が取りづらい」という意見が挙がった時には会場が喝采。参加者の方々は、ふだんなかなか聞けないお互いの考えを聞け、とても高い満足度をいただけました。

タイ進出における鍵は?
現地を知ることと、自分の考えを変えることだと思います。これはタイだけでなく、国外どこでも共通だと思いますが、どの土地にも長く根付く文化や慣習があります。そのことを理解し、その土地に合ったやり方を見つけ出すことが第一歩だと考えています。また、タイにいる企業に委託するだけでなく、自分たちもしっかりとタイの中に入っていく熱量を持つことが、タイに長く残るためには大切なのではないでしょうか。

今後の展望をお聞かせください
まずは、私たちの活動をタイと日本どちらでも認知してもらうことです。知らなくて撤退してしまう企業があるのは、本当にもったいないですから。タイ進出企業へのサポートはもちろん、現在は商品をタイ市場へ展開したいというご相談が増えています。現地のマーケティングのほか、ニーズに合うタイ企業を弊社に呼び、依頼を受けた日本企業側とテレビ会議を行う場を設けるなど、マネジメント・サポート体制は万全です。お気軽にご相談ください。

公社タイ事務所スタッフ一同。「日タイ企業の皆様を丁寧にサポートしています」