植物学者のソムラーン氏は、タイ国内で新種の植物8種を発見したと発表した。東北地方を中心に発見された植物は、タイ料理に使われるハーブの一種「ガパオ(ホーリーバジル)」や日本で人気が高いランの花の新種などで、1996年から23年間にわたり調査や研究を重ねて突き止めたという。
ガパオの新種「Platostoma albiflorum Suddee」は、東北地方ブンカーン県のプーウア森林保護区で見つかった。
また、ランの新種はひすい色で珍しいという。
同森林保護区では新種の植物が発見されることが多く、これまでに30種類以上が見つかり、専門雑誌などに掲載されている。(16日=タイラット)