ナコーンパトム県カムペーンセーン郡で10月上旬、クロコダイルファームで飼育されていたワニ数匹が脱走した。
飼育員が960匹が飼われているエリアのワニに餌を与えた後、池に近いゲートの鍵を閉め忘れたのが原因という。
同ファームでは淡水と海水に生息する約1万5000匹のワニが飼育され、このうち逃げたのは3歳前後のワニとみられる。
今後、逃げた数を正確に把握するため、1〜2日かけて池の水を抜いて確認するという。
しかし、ワニの捕獲に難航し、10月30日には地域住民が食用に脱走したワニを捕まえていたことも判明した。
また逃げたワニが潜伏している可能性があり、同県では「子どもを水辺に近付けないように」と注意を呼び掛けている。(13日=タイラット)