違法輸入の食用魚、10万トン流入し価格急落 企業が国内養殖業者を救済へ

冷凍食品の製造会社「タイ・ユニオン」はこのほど、 食用の養殖魚「シーバス」が大量密輸により価格が急落したとして、国内の養殖業者を救済するため現在の相場の約1.5倍となる1キロ当たり90Bで計500トン分を購入する意向を示した。

同社によると、同魚は今年に入り、前年同期比1割増の約8万トンが流通していたが、直近1週間でマレーシアから違法輸入された10万トンが国内に流入。

相場は同55Bの底値となり、タイの養殖業者からは悲鳴が上がっていた。

同社は、購入したシーバスを大型冷蔵施設で冷凍保管するという。

相場が戻るまで1カ月半ほどかかる見通し。

こうした問題を受け、漁業局は、国境や港などで水産物の密輸を監視する対策などを発表した。(カオソッド)