ナコーンサワン県の生鮮市場で9月28日から行われている菜食祭りで、来場者が大幅に減少していることが分かった。
無料で野菜料理を振る舞う近隣の神社や寺に人気が集まっているためで、市場の業者らは「閑古鳥が鳴いている」と嘆いている。
祭りは野菜の収穫期に合わせ、例年通りに実施。
価格が高騰しているわけではないが、通常よりも来場客が少ないという。
一方、既に料理された野菜を無料で食べられる神社などには、健康志向の高齢者などが多く訪問。
近年では若者の「野菜離れ」が指摘されている他、調理済み商品の人気も上昇。
生活スタイルや、食習慣の変化などが市場にも影響を与えていると見られる。(タイラット)