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夢のバイオ素材プラントへ50億調達

蜘蛛の糸のように強靭で柔軟なバイオ素材を生産するSpiberは4月23日、三菱UFJ銀行や地銀などとシンジゲート方式による50億円のローン契約を締結したと発表した。借入金はラヨーン県のイースタンシーボード工業団地で建設準備を進めるバイオ素材の量産プラント建設に充てる。
同社のバイオ原料は「構造タンパク質」と呼ばれ、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維のように主な素材を石油に頼ることなく、植物資源をもとに生産できる。繊維やフィルム、樹脂など多種多様な材料へ加工でき、持続可能な次世代型原料として今後さまざまな産業分野に展開できると期待されている。

着工は2019年夏、商業生産開始は21年からになる見込み。年間の生産量は数百トンになり、「構造タンパク質」の生産プラントとしては世界最大規模という。生産された「構造タンパク質」は、山形県の本社で繊維などに加工され、アパレル製品や自動車部品などに活用される計画。