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車が買える「Moter Expo 2018」153万人超の来場者! 成約総額は約560億バーツ

車が買える「Moter Expo 2018」153万人超の来場者! 成約総額は約560億バーツ

 

「タイではモーターショーの展示会場で、自動車を購入できる」

タイに長く住んでいる皆様は既にご存じのことかもしれません。しかし、日本から来たばかりのビジネスパーソンの皆さんは、掲題の事実に驚かれるかもしれない。

今回Wisebiz編集部ではモーターショーの会場の様子をお伝えするとともに、実際に車を購入予約した体験リポートをお伝えする。

11/29~12/10まで、自動車展示即売会の「第35回タイランド・モーターエキスポ2018」が、バンコクから車で30分ほどの場所にあるエキシビションホール、インパクト・ムアントンタニで開催された。

日本の車メーカーをはじめ、全世界のメーカーが競い合うモーターエキスポ。毎年、主催者側から発表される車種の購入予約の台数に、注目が集まる。

今年の総購入予約台数はなんと4万4189台!前年度比10.9%の増加だ。

成約額は約560億バーツに達し、一台当たりの平均価格は128万6898万バーツ。タイの個人消費の盛況ぶりを裏付ける結果となった。

 

新モデルの発表を心待ちに、足しげく通う来場者も

来場者数は、前年度比12.8%増の153万4961人にのぼった。毎年人気のモーターエキスポに毎年通う来場者も数多く。今年で10回目となるポンチャック氏(仮名)は「現在乗っている車は5年前のファーストカー減税の際に購入しました。毎年新車種が楽しみで通っています。まだまだ乗れるので、今回は妻の車で良いのがあれば予約しようと思っています」と意気込む。

注目は何といっても新型車の発表や発売解禁となる車種のほか、会場内でしかみることのできないコンセプトカーの展示など見どころが満載だ。

Honda Acord

Wisebiz編集部のKも毎年このエキスポに足を運ぶ車ファンの1人。

「今年はいつにまして盛況だ。Honda Acord 2019モデルを間近で見ることが出来て、実際に乗ってみたくなった」と熱心に話す。

閑話休題。まずは、あまたある車メーカーの購入予約ランキングを見ていこう。

 

人気がある日本メーカー5社 今年のトレンド

タイでの購入予約数、上位一位から順に、ホンダ(6842台)、マツダ(6509台)、トヨタ(5907台)、いすゞ(4437台)、三菱3619台と、いずれも日本車が独占する結果となった。

実際、日本人にとってタイでの日本車は割高に映るものの、タイ人にとって日本車は不動の憧れの存在。購入するなら是非日本車をという向きも根強い。

HONDA NSX

 HONDA  コンセプチュアルな展示がひときわ華やかだった

ホンダは、NSXほか、販売車種以外のコンセプトカー展示も積極的に展示。燃料電池のクラリティ・フューエルセルや、東京モーターショーでも展示された「ロボキャス」がお目見えするなど、未来を予感させるコンセプチュアルな展示が人気を博した。

市販車は、フィットの海外版となるジャズや小型セダンのブリオアメイズ、そしてシビックなども展示。

MAZDA MX-5

 MAZDA  日本では見られないタイプの車を展示

マツダは近年、「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」 というデザイン哲学のもと、生命感あふれるダイナミックなデザインの車を創造し続けてきた。今回のモーターショーで特に販売予約の台数を集め、人気があったのは「MAZDA2」(日本名「デミオ」)は、日本では見られないセダンタイプも展示されていた。
また、「MAZDA3」(日本名「アクセラ」)は既にタイ国内でも販売されおり、今後人気が期待される機種となりそうだ。

TOYOTA CAMRY

 TOYOTA  車体デザインをリニューアル、圧倒的なコスパ

TOYOTAは正規輸入が開始されるC-HRのモデリスタバージョンが飾られるなど、未来感のあるデザインと、車体デザインをリニューアルした車種をクローズアップ。圧倒的なブランド力とコストパフォーマンスの高さでタイでも安定的な人気を誇るTOYOTAは圧巻だった。

いすゞ

 いすゞ  ピックアップトラックやSUVが人気、パーソナルユーズの展示も

いすゞは、トラックを中心にタイで人気のある車メーカーで、日本にはないパーソナルユースのピックアップトラックのほかSUVが高い人気を誇っている。

三菱 TORITON

 三菱  コンセプトカーEXコンセプトに注目が集まる

三菱は、今回のモーターショーで新型車が期待されていたが、生憎見ることが出来なかった。しかし、タイ国内で生産しているミラージュやパジェロスポーツ、チャレンジャーなどを展示し、インステージにはコンセプトカーのEXコンセプトが置かれ人気を集めていた。

 MG  ルーフを搭載した車種が人気

日本企業以外で注目が集まっている車メーカーといえば、MGがあげられるだろう。

MGは元々、「モーリス・ガレージ」(Morris Garages )を略したもので、現在は、中国の上海汽車グループ傘下で、タイのパートナーは食品大手イノCPグループ。昨年「ZS」が発表され大注目された。今年は惜しくも上位5社にはノミネートされなかったが、エンジン、パワーともにコストパフォーマンスの高いモデルを展開しており、ルーフを搭載した車種が人気を誇っている。

 

「実際に車をモーターショーで購入(予約)してみました!

日本で、同様のイベント東京モーターショーをご存じの方も多いでしょう。皆、コンセプトカーや最新車種を楽しみに通っていると思います。もちろん、車を購入する人はゼロでしょう。ところが、タイのモーターショー(モーターエキスポ)は、コンセプトカーや最新車種の展示は同様ですが、ただひとつ違うのが、その場で車が買えちゃう(予約)んです。そんなわけで、実際に購入(予約)してみました。簡単に以下手順で予約します。

 

①ブースに足を運ぶ

②気に入った車を入念に見る(スタッフが近寄って売り込みをかけてきます)

③「この車が欲しい!」とスタッフへ伝えます

④商談席に移動します

⑤プロモーション(お得情報)があるかを確認

⑥言われた条件(プロモーション)以外にも、あれやこれを付けて欲しいとリクエスト!

⑦納得がいけば、予約金(3カ月期限で3,000バーツ)を支払います

 

上記は、簡単な流れです。実は、これまで外国人はローンは組めずニコニコ現金一括払いのみとされてきましたが、一定の条件下でローンは組めるようです。MGの場合は、外国人は総額の25%を頭金で現金支払いすれば、ローン額(月々の支払いたく)の2倍以上の月給を得ているタイ国籍の方に保証人となってもらえれば、組めるそうです。しかも、聞けば今回ローンを組めば36回払いまでは金利手数料は無料だそうです。まるでジャパネット◯◯ですね。ちなみに、今回の予約で得たプロモーションは以下です。

  • 1年間のフル保証(故障しても部品・工賃などすべて無料)
  • 3年間の24時間駆けつけサービス(いつでもメーカースタッフが駆けつけてくれるそうです)
  • 5万キロまでのオイル交換無料(1万キロごと)
  • 4年間の工賃無料(部品代はかかります)
  • カーフィルム(全窓ガラス)
  • ドライブレコーダー
  • グレードアップ無料(値段を変えずにグレードを1つ上げてくれました)

以上が、今回のプロモーション結果です。結構お得だと思います。

交渉中の様子。ドライブレコーダーはダメ元で言ってみたら付けてくれました

 

動画で見る!
MotarExpo

週刊WiSE に新たに誕生したWiSE Biz(ワイズ ビズ)取材班は、タイのモーターショーを取材。今年で開催35回を迎え、春に開催される『バンコクモーターショー』に次いで大規模で華やかなエキスポとしてタイ国内外で有名な展示会だ。バンコクから車で30分ほどの場所にあるエキシビションホール、インパクト・ムアントンタニから最新映像をお届けする。