百五銀行「FRONTIER BANKING」

百五銀行「FRONTIER BANKING」

「FRONTIER BANKING」

《プロフィール》
バンコク駐在員事務所長 山中 聰
やまなか さとし
■1969年生まれ。三重県出身。慶應義塾大学卒業。1993年入社〜現在に至る。
■座右の銘:人間の最大の罪は不機嫌である(ゲーテ)
■愛読書:深田祐介全般
■尊敬する人物:両親、福澤諭吉
■趣味:鉄道
■バンコクの行きつけの店:てっぺん、サクラサク、横井うどん、なぎ屋、まっちゃん
■休日の過ごし方:ゴルフ、テニス、近隣諸国探訪


 

事務所開設から7年目ですね。
タイと当行との本格的なつながりは、カシコン銀行と提携した2006年に遡ります。その後、取引先のタイ進出相談や進出増に伴いカシコン銀行への行員派遣を開始。私は、2代目として11年12月に赴任しました。当時は年間延べ200件以上の面談があり、カシコン銀行への派遣者だけでは対応が難しくなり、12年に駐在員事務所を開設しました。ちなみに、私は一度13年に日本へ戻り、15年に所長として再赴任しました。

顧客はどのくらいいるのですか
当行の地盤は三重県と愛知県にまたがります。この地域が、トヨタ、ホンダの生産拠点と重なっていることから、自動車関連の進出企業が多いですね。総顧客数は200社ほどですが、そのうち中部地方のお客様は約120社です。駐在員事務所としての役割は、情報収集と既出顧客、進出希望顧客のサポートになります。バンコク事務所はCLM(カンボジア、ラオス、ミャンマー)も管轄していますので、定期的に訪問し、情報収集や関係機関と関係を構築してます。

タイの景気は回復基調にあります
特に10年以降の進出企業は、立上げ直後にファーストカー減税の終了、干ばつによる農家の収入減少、政治的混乱などによる経済成長鈍化の影響を受けました。しかし、ここ最近は、輸出や国内消費の回復もあり、多くの企業の現場は忙しいのではないでしょうか。外的要因に左右されやすい環境ですが、底は脱したと思います。

進出企業の皆さんが、自らローカルネットワークを構築され、こちらがそのつながりをご紹介いただくことも多く、感謝しています。

最近は、一時期停滞していたタイでの新たなビジネス展開の相談も増えてきたと実感します。サービス業、商社といった非製造業の進出、特産品の販路拡大が多いですね。三重県でいうと、鈴木英敬知事が県内技術や産品を、積極的にタイへ売り込むトップセールスが奏功しています。今では、ソムキット副首相が三重県を訪問するほどの蜜月ぶりですし、行政トップの後押しは、県内企業にとっても極めて心強いと思います。今月も知事の来タイが予定されていますので、当行もこれまでに培ったルートの紹介などで、協力を行います。

タイの回復は喜ばしいのですが、同時に日本・タイとも人口が減少する中で、将来的に業容が拡大する現地法人の管理者不足や、労務費用増加をどうするかといった点が気になっています。タイを拠点にCLMなど隣国への面展開の進出を検討する企業も出てきているので、これらの国の関係機関との関係構築を意識しています。

多趣味とのことですが
妻が旅行好きなので、時間を見つけては一緒に近隣諸国を旅しています。ちょうどCLMが担当なので、半分定点観測です。ゴルフは人並みで、カラダを動かしたい時は、中学から大学まで続けたテニスですね。数ある中で、一番の趣味は、なんといっても“鉄道”です。つまりは“鉄ちゃん”です。バンコクには多くの鉄道マニアがおりまして、JCC主催のネットワーキングランチがきっかけとなり、定期的に集まるようになりました。メンバーには、有名大学の名門鉄道研究会OB、鉄道会社の現場経験者、鉄道部品製造担当、プロ級鉄道カメラマンもいるんですよ。私も筋金入りの鉄道オタクと自認していましたが、上には上がいるものです。年末、タイ国鉄を走る元JRの客車を貸し切ろうなんて企画もあります。

もちろん、遊んでばかりではありません。当行のコーポレートステートメントは「FRONTIER BANKING」です。これには「お客さまと夢を分かち合うために、創造力あふれる銀行になる」との意味が込められています。私一人の力でお客様の夢を叶えるのは不可能です。さまざまな人と出会い、夢を分かち合えるようなネットワークを、公私両面で作るよう努めています。

事務所が入居するPark Ventures Ecoplexにて、スタッフ・ジャラットラット(通称プロイ)と