新シリーズ「CZ」– NACHI TECHNOLOGY –
2013年に世界最速・軽量小型ロボットMZシリーズで本格的に市場参入したナチ テクノロジー社から、この度、新シリーズ「CZ」が誕生。
アームと関節の隙間を25mm以上確保した挟み込み防止をはじめ、稼働中のロボットに接触した場合は、センサーが感知して自動的に停止する等の本質安全を実現した。
通常、現場でロボットを使用する際は安全柵の設置が必要だが、同機は挟み込み防止や自動停止を含むさまざまな国際安全規格をクリアしているため柵の設置は不要。
コンセプトでもある“人間と共存”する、まさに次世代ロボットだ。
また、同社は昨年7月、BOI奨励により一層需要が見込まれる産業用ロボットをメインとした、ショールーム兼テクニカルセンターをアソークにオープン。
テクニカルセンターと一体化したことで、より効果的なソリューションの提供が可能になった。
「ロボットを使用することで、安定した品質を維持しつつ、飛躍的に生産効率をアップすることが可能です。人員を採用した場合にかかる経費や指導のための時間も費やさないことから、トータル的に見ればランニングコストは低いです」と語る寶島(たからじま)章バイスプレジデント(VP)。
産業用ロボットの分野で常に業界をリードし、進化するものづくりの現場を支えてきた同社。今後、さらなる展開に期待だ。