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東京都台東区

地元企業の海外展開促進へ展示会出展
飲食店などタイ業者との意見交換会も

東京都台東区は9月4〜7日、国際展示場「バイテックバンナー」で開かれた展示会「Food & Hotel Thailand」に出展し、扇子や畳、桐箱、食品サンプルなど同区が誇る伝統製品をPRした。

同区は展示ブースでの情報発信の他、飲食店などと出店業者の意見交換会も実施し、積極的にビジネスマッチングを促進。

成果を上げやすくする取り組みを展開している。

同区には観光地としても有名な浅草があり、近年はインバウンド需要の恩恵を受けている。

一方、他の地区でも観光振興が行われ始め、徐々に浅草における訪日外国人の滞在時間が減少。

一部の地元企業は海外展開による販路拡大に意欲を示していることから、同区は2017年から同展示会に参加している。

展示会に加えビジネスマッチングも

同区のブースに出展し、日本製のかき氷機をアピールした高橋総本店の高橋亮専務は「展示会に出るのは今回で3回目ですが、毎回発見があります。

例えば、タイの人が日本のかき氷を見ると『美しい』と言うんです。

日本人では気付きづらい魅力を再認識できましたね。

タイは年中暑いですし、ビジネスチャンスを感じました。

一方で課題もタイに来る度に見つかります。

今回はメニュー提案の必要性があると痛感しました。

実際にタイ人に耳を傾けないとわからないことがある分、こういった機会を頂けるのはありがたい」と話す。

展示会やビジネスマッチングを企画する同区の生島健太郎産業振興担当係長は「初回は展示会への参加のみでしたが、それでは待ちの姿勢になってしまいます。

2回目からは、どうすればタイの市場に受け入れられるかについて、現地の方と話し合う場を提供しています」と説明する。

こういった取り組みが地元企業から評価され、出展社数も初回は5社だったが、今回は15社にまで増加。

生島係長は「今後も意見交換会の数を増やすなど、取り組みを拡大し、海外展開をサポートできれば」と意気込む。