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在チェンマイ日本国総領事館「チェンライの学生寮新設へ」

チェンライの学生寮新設へ
「草の根無償」通じて支援

 在チェンマイ日本国総領事館の松本洋総領事と、チェンライ県にあるサハサートスクサー校のウィチャイ・ソーンセーン校長は9日、「チェンライ県ムアン郡サハサートスクサー校生徒寮建設計画」の支援に関する署名を行った。署名に伴い、同領事館が老朽化した同校の学生寮を建て替えのために861万1,600バーツを支援することが決定した。
 同校は幼稚園から高校までの一貫校で、キリスト教系の財団を母体とする。60年以上にわたり、山岳少数民族などの子どもたちに教育の機会を提供してきた。自宅からの通学が困難な子どもに対しては、低額で住むことができる学生寮(約160名居住可)も設けている。
 一方、男子寮は築約60年を数え、階段や天井などは激しく破損。寮生は劣悪な環境下での生活を余儀なくされているという。また、近年チェンライ県で起きた大地震や火災の後、建物に対する規制が厳格化されたため、近い将来、男子寮を閉鎖せざるを得ない状況となっているという。
 そこで、日本政府は政府開発援助(ODA)の一つである「草の根・人間の安全保障無償資金協力」(草の根無償)を通じて、新生徒寮の建設にかかる費用を支援すると決定。老朽化した2棟を解体し、3階建ての耐震・耐火構造の生徒寮1棟が新設する。これにより、90人の男子生徒が清潔で衛生的な環境で、安心して暮らせるようになると期待される。