S.K. LIQUOR -「SAKE」に惚れ込み タイでの普及に尽力

S.K. LIQUOR -「SAKE」に惚れ込み タイでの普及に尽力

「SAKE」に惚れ込み
タイでの普及に尽力

Managing Director
Siriwan Charoenchitmun
シリワン・チャローンチットムン

Sales Representative
Chatchai Wachirachongkol
チャトチャイ・ワチラチョンコン


タイで「白鶴」ブランドの日本酒などを卸売する「SKリカー」。1990年から「SAKE」の普及に努めている。その長い道のりと今後の展望について、Siriwanマネージングダイレクターと、息子で次期MDのChatchai営業部長に聞いた。

日本酒の卸売を始めたきっかけは

【シリワン】夫と日本へ旅行に行った際、料亭で飲んだ日本酒の味がとても美味しかったのです。これはタイ人にも受け入れられると思い、帰国してから輸入の方法を勉強しました。
事業を始めた頃は、とにかくお客さまを探すのが大変でした。当時、「SAKE」というものを知っているタイ人は少なかったものですから。仮に販売が決まっても、保存方法や飲み方が浸透していなかったので、そこのレクチャーから始める必要がありました。
ご存知の通り、タイの気温は日本に比べ高く、保管には特に気を配ります。常温で放置しておくと、味が変わってしまうのは言わずもがなです。しっかり涼しい場所で保存し、美味しさをキープする必要があります。

飲み方はどのように普及させたのでしょうか

【チャトチャイ】地道に販売先へ説明するしかないと思っています。例えば、日本酒を冷酒で飲むとき、タイ人は氷を入れてしまいがちですね。それでは風味が薄まり、本来の日本酒の良さが損なわれてしまうので、正しい冷やし方を伝えなければなりません。
逆に、このようなアフターフォローが当社の強みとも考えています。日本酒を美味しく提供するよう努めれば、販売先の売上増にも貢献できます。日本酒の市場拡大にも寄与するでしょう。そういった地道な努力のおかげで、現在売り先は800店まで増えています。
【シリワン】飲食店がどんな料理を提供しているかで、オススメする日本酒を変える取り組みも行っています。タイ料理のような辛いものと合わせるのなら、甘い日本酒が適していますし、塩辛い料理には辛口の酒が良いでしょう。寿司や刺身は、薄味の酒が最適です。

日本酒の勉強はどちらで?

【チャトチャイ】私は日本酒「白鶴」の製造工場で1年間、働きながら勉強しました。精米から麹造り、瓶詰め、清掃作業まで大方経験させてもらいましたね。その際、「日本酒は大切なもの」と身をもって実感できたことが、個人的には大きな収穫と感じています。
日本酒は1本1本、丁寧に製造されていますし、品質管理が少しでも不十分なものは廃棄されてしまうのです。我々はそんな大事な1本を、しっかりとお客さまへ届ける役割があります。そう考えると、できる限り美味しい状態で提供したいという思いが強くなりましたね。そういった経験が、日本酒の飲み方や保管方法を普及する原動力になっているような気がします。

今後の展望は

【チャトチャイ】少なくとも、3年後まで日本酒マーケットは広がるとみています。また、これから拡大が見込まれるプレミアム製品市場に向け、我々は今年から、「桃川」ブランドの日本酒の販売を始めました。「白鶴」との2本柱で、飲食店向けの日本酒販売シェアを当社で50%を占められるよう、営業に注力します。
【シリワン】日本酒以外にも、現在は焼酎やビール、緑茶、醤油、みりんなどをタイ国内に販売しています。どの商品も在庫切れで販売先に迷惑をかけないよう、ストック管理を徹底しています。幅広い商品を着実に提供することで、飲食店の支えになりたいですね。

仕事上で心がけていることは

【チャトチャイ】仕事への愛情を絶やさないことですね。自分が好きなことをやっているうちは、常に改善に向け努力できますから。今は朝起きた瞬間から「今日は何しようか」を考えるほど、仕事に集中できています。
この考え方も、「白鶴」の工場で学びました。「白鶴」のスタッフはとにかく一生懸命に働くんですね。この光景は今でも目に焼き付いています。「こんな風に仕事をしたい」と今も憧れを抱いています。「白鶴」での1年間は、さまざまな影響を私に与えてくれました。本当に、感謝の念に堪えません。
今でも頻繁に友人らと日本へ旅行するというSiriwanMD

02-216-6135
149/5 Charoenmuang rd., Rongmuang Pathumwan, Bangkok 10330
skliquor.com/ja/