サハグールプ

日系企業と続々提携サハグループフェアで発表

タイ大手財閥のサハグループは6月27、28の両日、都内の国際展示場「BITEC Bangna」で、グループが製造する商品の見本市「第23回サハグループフェア2019」を開き、日系企業との協業開始を次々と発表した。

SPI、VGIと合弁会社設立へ

サハローソン

ローソンとサハグループの合弁会社であるサハローソン、サハ パタナ インターホールディング(SPI)、タイ広告大手のVGIグローバルメディア(VGI)は6月28日、3社の合弁会社を設立すると発表。サハローソンが展開する「ローソン108」で、電子決済「ラビットLINE ペイ」の購買データを活用し、より効果的な広告やプロモーションを実施できる体制を整える。サハローソンの廣瀬浩一社長は「この2〜3年でBTS駅内の店舗を30店まで拡大できるだろう」と見込む。

サハ運営の4工業団地を代理販売

双日タイランド

双日タイランドは6月28日、サハグループが有する4カ所の工業団地の販売代理権を取得した。また、工業団地の開発およびグループ各分野での共同事業展開を検討する覚書を締結。両社のパートナーシップの強化を図る。
代理販売するのはシラチャ、カビンブリ、ランプーン、メーソートの4工業団地。双日によると、タイ進出企業の要望に合わせたリッチの提案が可能で、双日タイランドがきめ細やかなバックアップを実施するという。

くまモンのライセンスをICCに授与

ADKエモーションズ

アニメコンテンツを手掛けるADKエモーションズは6月27日、サハグループの中核企業で日用品卸のICCインターナショナル(ICC)と、熊本県の人気マスコットキャラクター「くまモン」におけるマスターライセンス契約の締結式を開催した。今後、ICCはタイ国内でのライセンス窓口を担う。蒲島郁夫熊本県知事は「(同社の)豊富なビジネスネットワークで認知度を広げ、タイ人が熊本に来るきっかけになれば幸い」と期待を寄せた。
「くまモン」のマスターライセンス契約は今回が4カ国目。ADKエモーションズの野田孝寛社長は「アパレル製品や生活雑貨など幅広い製品を扱うICCとの協業は我々にとってエキサイティングなもの。当社のキャラクタービジネスノウハウとのシナジー効果で製品やサービスを拡大していきたい」と話した。

ICCカードを渋谷でも利用可能に

東京急行電鉄

東京急行電鉄(東急)は6月28日、ICCインターナショナル(ICC)が発効するポイントカード「His & Herポイント」を、日本の東急グループ各店でも利用可能にする業務提携を結んだ。東急が開発を進める渋谷エリアにタイ人観光客を誘致したい考え。
東急は昨年、渋谷に外国人向け観光案内所「WANDER COMPASS」を開設。「His & Herポイント」のカード会員は同所で、東急百貨店や東急ハンズにて使える5%割引クーポンを受け取れるようになるという。
サハ東急コーポレーションの須山真慈社長は「訪日タイ人はこの10年間で12倍に急増しており、2018年には約100万人に達している。(同会員に)渋谷を楽しんでほしい」と呼びかけた。