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初の海外生産拠点タイ・チョンブリーで工場稼働

自動車部品や電子部品を製造する野原電研(岐阜県大垣市)はこのほど、タイ・チョンブリー県アマタナコン工業団地の新工場を稼働させ、オープニングセレモニーを行った。同社の海外生産拠点は初となる。これにより、今後は各種センサー部品の現地生産に乗り出し、新興国の環境対応部品の需要拡大や現地化ニーズに対応する。当初の設備投資額は約10億円で、新工場の延べ床面積は約10000㎡。

同工場では、日本人6人を含む40人程度で稼働し、プレス部品、熱処理、洗浄・バレル、ワイヤーハーネス等の生産を実施。2021年を目処にローカルスタッフ300人程度まで拡大するという。

同社は、自動車用各種センサー部品や特殊金属部品の生産を主力とし、同県大垣市を中心に10工場を有する。重要機能部品だけでなく、組立・検査まで一貫して行い、少量多品種生産に対応するため、これまでは国内生産に特化してきた。

しかし、昨今の環境規制のさらなる強化、新興国における自動車需要拡大により、自社の取引先も現地生産を急拡大していることから、現地ニーズに対応し、アジアの生産・輸出拠点となっているタイでの生産に踏み切った。

同社によると、「将来的には同工場を拡張し、計測・分析などのサービスも拡充していく」という 。同社の2018年3月期のグループ会社売上高は約220億円。