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【第58回】EEC(鉄道の複線化と高速道路の整備)

長谷場:ずいぶん時間をかけてEECについて勉強してきましたがあと少しですよ。開発計画については今回が最後です。

ミィ:はい、最後までよろしくお願いします。

長谷場:さて、大きなプロジェクトでまだ説明していないのは鉄道の複線化と高速道路の整備です。

ミィ:ふくせんか?

長谷場:日本の線路は2本が平行に並んでいますよね。それを複線といいます。上り専用と下り専用、一方通行ですよね。タイの場合、線路が一本しかなく、上りと下りを共用して使っているところが多いのです。

ミィ:え〜!?こわーい。正面衝突しちゃう。

長谷場:安心してください。ぶつかりませんよ!

ミィ:それ好きですよね。オヤジギャグ(笑)

長谷場:えー、オッホン。例えば、BTSのサパーンタクシン駅からチャオプラヤー川を渡るところが単線になってまして、反対方向から来る電車を待つために時間がかかります。

ミィ:あー、だからシーロムラインは待つんだ。本数が少ないのはそのためなんですね。

長谷場:同じ様に、単線の鉄道はスピードが出せない上に本数を増やせないので結局、トラックやバスより利用しにくくなっています。

ミィ:しかも、鉄道はよく遅れるイメージが・・・。

長谷場:ですよね。タイの鉄道はよく遅れるんです。そこで単線になっている多くの部分で複線化が計画されています。EECに関係する部分で言うとスワンナプーム空港近くのラックラバンからEECに入ってきた鉄道がシラチャ、レムチャバン港、サタヒップ港、ラヨーンにつながっています。今はこの一部が複線なのですが全てを複線にする計画が進められています。

ミィ:早くて安全になります。

長谷場:さらにラヨーンから先の鉄道が今はないのですが、延長してカンボジア国境のトラートに至る計画もあります。完成すれば鉄道輸送がかなり改善するでしょうね。

ミィ:やったー、車窓の旅を楽しみたーい。

長谷場:次に高速道路の整備計画があります。これは現在、パタヤまで来ているモーターウェイをマプタプットまで伸ばそうというものです。この部分は建設が進んでいて既に8割ほどが完了しています。

ミィ:パタヤで工事してたの見ました。

長谷場:さらにレムチャバン港からプラチンブリーを通ってナコンラチャーシーマーに至るルートとチョンブリーからグレーンというラヨーン県のいちばん東側に至るルートも計画されています。

ミィ:私のファンもBNK48劇場に来やすくなりますね。ふふふ。

長谷場:鉄道の複線化と高速道路の整備が完成すると東部の工業団地だけでなく東北地方から港へのアクセスが良くなることに加え、観光面からみればパタヤ以外にもサメット島やチャーン島などが近くなりますね。

ミィ:せ〜んろはつづくぅよ〜どぉこまぁでも〜♬

長谷場:次はEECの音程、じゃなくて恩典に続きまーす。

—次回に続く